シトラス・ベルガミア Citrus bergamia

科名:ミカン科
香り:ミドル〜トップノート
抽出部位:果皮
抽出法:圧搾法
種類:高木
産地の例:イタリア、モロッコ、チュニジア、ギニア
⋆精油概要⋆
ベルガモットの気は根腐れしやすいため、ビターオレンジの気に接ぎ木されます。産地は伝統的にはイタリア、シチリア島ですが、近年では米国のアイボリーコーストが最も生産量が多いと言われています。
ベルガモットの精油の成分の大部分がテルペン類であるため、鎮静と同時に気持ちを明るく楽しくする効果を持っています。アロマテラピーでは特に大事な精油の一つです。原産国のイタリアの様にリラックスして陽気な気持ちを与えてくれる施釉です。
⋆身体への作用⋆
効果のある身体部分:自律神経、消化器、
顕著な身体的作用:殺菌、抗ウイルス、消炎、利尿、鎮痙、健胃、食欲調整、免疫強化
適用:消化不良、食欲低下、尿道炎、緊張から起こる胃痛や下痢エステル成分を多く含むため、自律神経の失調に良く、またアルコール成分は殺菌、強壮、免疫強化に働きます。
デオドラント、駆風、肝臓・胃・脾臓の強壮作用もあるとされています。
東洋医学では胸と腹部の気の流れを良くして腹痛や生理痛を和らげると言われています。
⋆精神への作用⋆
顕著な精神的作用:バランス、抗うつ、リラックス
適用:鬱、怒り、イライラ、焦操感、緊張
アロマテラピーでの精神に対する効果では最も重要な精油のひとつです。落ち込んだ気持ちを引き上げてくれる抗うつ作用が高く、緊張や不安を取り去り、怒りやイライラ、機嫌の悪さを和らげ、気持ちをリフレッシュしてくれます。
心配事、不安、不満や怒り、ストレス、鬱から膀胱炎や尿道炎にかかりやすい人、胃腸の働きがよくない、拒食、過食になるような人にベルガモットがぴったりです。
完璧主義や悲観的なタイプにはベルガモットを入れた全身トリートメントがとても良いです。
⋆肌への作用⋆
適用:ニキビ、脂性肌
殺菌作用がありニキビの防止、トラブル肌前半毛穴のつまりを取る。
⋆安全性⋆
安全性の点からすれば、肌に使用する場合にはFCF(フロクマリンフリー)を使用することが懸命ですが、フロクマリン類が鎮静、抗うつ作用を持つと言われることを考慮すれば、芳香器などで香りを嗅ぐ場合ではFCFでないほうを使用したいところです。別の光毒性予防策として、使用後12時間は太陽光線(紫外線)に当てないようにするか、0.4%以下の濃度で使用します。蒸留法で抽出されたベルガモットには光毒性はありません。
⋆セルフケアでは、こんなふうに使ってみよう!⋆
気持ちが落ち込んで、人生が味気なく感じた時・・・
ベルガモットおとネロリを同僚でブレンドし、芳香器、または直接香りを嗅ぐ。
風邪の花・・・
ベルガモット1滴、ゼラニウム3滴、イランイラン2滴、ティートリー6滴をベースクリーム15mlに希釈し、3時間ごとに塗布する。
カッカして機嫌が悪い時や緊張、不安感が強いとき・・・
ラベンダー2滴、ベルガモット2滴、ローマンカモミール2滴を30mlのベースクリームに希釈し、顔に塗る。または原液を嗅ぐ。緊張や不安感に伴う便秘、下痢、腹痛などにも良い。
⋆ブレンド例⋆
ブレンド例 | 症状・適用 | 使用方法 |
+カモミール+ラベンダー | 緊張、不安による下痢、便秘、腹痛 | トリートメント、腹部への塗布 |
+サンダルウッド | ニキビ、尿道炎、膀胱炎 | トリートメント、塗布 |
+ローズマリー | 脂性の肌 | トリートメント、塗布 |
+レモングラス+アンジェリカシード | 食欲不振 | トリートメント、芳香浴 |
+プチグレン | デオドラント、自律神経のバランスをとる | 芳香浴、塗布 |
⋆東洋⋆
濁った気、特に肝臓と胃腸の気をスムーズに流す。クール&ドライ
⋆チャクラ⋆
ハートチャクラ(第4チャクラ)
⋆ヒーリングストーン⋆
ウォーターメロントルマリン

Bergamot
$_
Description
A soft, floral scent to calm the body and mind.
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Directly from the long-established essential oil laboratories in France