ゼラニウム

ペラゴニウム・グラベオレンズ Pelargonium graveolens

科名:フウロソウ科
香り:ミドルノート
抽出部位:葉
抽出法:水蒸気蒸留法
種類:多年草
産地の例:フランス、スペイン、モロッコ、エジプト、イタリア

精油概要

ゼラニウムはローズに似たフローラルな香り、レモンのような爽やかさと草のような青臭い香り、スパイシーな香りがミックスしています。原産は南アフリカで、シトロネロールが40%、ゲラにオールが20%含まれるレユニオン島産ゼラニウムブルボンが最も高品質であるとされているが、この種類は稀に刺激を感じる人もいます。
このほかエジプト、モロッコ、アルジェリア、中国でも生産されています。
エジプト産と中国産のものはシトロネロール含有量が非常に高いとされています。ゼラニウムは香りがポピュラーであることや心と身体のバランスを整える作用があることなどから、ラベンダーのようにいろいろなブレンドに使える便利な精油です。

身体への作用

効果のある身体部分:自律神経、循環器、消化器系粘膜、膵臓、副蔵、肝臓
顕著な身体的作用:血行促進、止血、殺菌、硝煙、利尿、鎮痛
適用:月経不順、更年期障害、あざ、霜焼け、セルライト、むくみ、大腸炎、カンジダ
ゼラニウムは身体機能のバランスを調整する精油です。その一つは血管に対する作用で、止血と血液の流れをスムーズにするなど一見すると相反する面を持ちます。打ち身などによる内出血が起きるのを防止する一方、静脈の働きを高めてうっ血を排除するため霜焼けや痔、静脈瘤、セルライトやむくみを改善します。ホルモンバランスの崩れによる生理不順や、ホルモン及び自律神経のバランスの崩れである更年期障害にも良いとされます。

精神への作用

顕著な精神的作用:バランス、安定、抗うつ
適用:イライラ、落ち込み、情緒不安定、ストレス
精神の調和と安定の精油です。精神状態と自律神経・免疫系・内分泌との間に深い結びつきがあるため、極端な感情、情緒不安定、心の動揺を鎮めます。

肌への作用

主な作用:殺菌、消炎
適用:やけど、ニキビ、老化防止、傷の治りを促進、皮膚炎
肌の細胞の生まれ変わりを苦心し、しっとりさせるので、肌の老化を遅らせます。毛穴の詰まりや、老廃物を取り除きます。皮脂の分泌を正常にするので、ニキビや脂性肌に適している一方、乾燥肌にも良いです。

安全性

ゼラニウムは毒性も少なく、比較的安全な精油の一つです。肌への使用はもちろん安全ですが、稀にユニオン島産のゼラニウムブルボンは、肌の敏感な人では刺激を感じることがあるので注意してください。

その他

ラベンダーやレモングラス、ペパーミントと並んで防虫や殺虫に役立ちます。特に植物につく虫の幼虫はゼラニウムをスプレーすると食べることができなくなり餓死するという結果が実験で判明しています。

セルフケアでは、こんなふうに使ってみよう!

夏の虫除けに・・・
ゼラニウム2滴、ユーカリレモン2滴、ペパーミント2滴、ラベンダー1滴をベースオイル5mlに混ぜて手や足に薄く塗布します。

ブレンド例

ブレンド例症状・適用使用方法
+カモミール+ベルガモット怒りを和らげ、気持ちを明るくリラックスさせるトリートメント、芳香器
+サイプレス+ブラックペッパー(少量)+グレープフルーツ霜焼け、痔ベースオイルまたはクリームで塗布
+ローズマリーベルベノン+ジュニパー肥満、消化機能促進トリートメント

東洋

すい臓と脾臓の陰の気を高める。身体全体の陰エネルギーを高める。クール&モイスト

チャクラ

ハートチャクラ(第4チャクラ)

⋆ヒーリングストーン

ローズクォーツ

Geranium

$_

Description

A soft, floral scent to calm the body and mind.

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Directly from the long-established essential oil laboratories in France

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